エイジのナンパ日記

思い出に残したいナンパを日記感覚で書いてます。

西日本遠征・福岡編2〜ゲスの極み乙女〜

この広い世の中、聖人君子などはほんの一握り、残るは腐れ外道かド阿呆か、そうでなければ腐れ外道でありかつド阿呆です。

森見登美彦夜は短し歩けよ乙女」より〜

 

彼女はいつも僕を振り回す。

そして全ての始まりも彼女だった。

 

 

 

話は4ヶ月前まで遡る。

 

僕は就職活動のために福岡を訪れていた。

まだ「エイジ」を名乗る前、一読者だったがナンパには興味があった。就職活動で訪れた土地で少しだけナンパをする。当時の僕にとってのちょっとした息抜き。

 

 

その晩は天神のストリートで壮絶に地蔵していた。

そんな時目の前を綺麗な女性が通り過ぎていった。暗めのロングの茶髪、色白で童顔だが身長は高くギャップを感じさせる。なにより微笑みながら歩いていた。

 

『あの子なら反応してくれるはず』

 

勇気を振り絞って声を掛けた。

もうなんと声掛けしたのかも思い出せないが必死にトークをつないで笑わせてなんとかバンゲしたことは覚えている。

 

僕は就職活動の面接のために福岡を訪れていた。つまり次の面接(最終面接)に進めなければ彼女とのアポを組むことができない。

翌日の面接にはいつも以上に熱が入ってた気がする。

 

1週間後、無事に最終面接の案内が届いた。

 

『これで彼女とアポが組める』

 

この時から徐々にオンリーワン中毒に感染しかけている自分に気付いてはいたが、まあいいかと思っていた。

 

 

彼女とのアポ前日、福岡入りした。

その日は九州地方を直撃した大雨の影響で福岡と大分を中心に甚大な被害が出ていた。

 

 彼女にLINEを送る。

なかなか返信が来ない。

 

翌日の朝返信が来ていた。

 

「大雨の影響で急遽仕事が入っちゃって今日ダメになっちゃった」

 

 

たしかに彼女は今回の雨のせいで出勤しなければならない 、そういう職業だった。

 

アポは流れた。

 

 

 

 

 

 

翌日面接を終え博多駅で新幹線を待ちながら決心した。

 

『このままオンリーワン状態でいるわけにはいかない』

 

『ちゃんとナンパ師になろう』

 

 

 

正確には彼女と出会った後にTwitterアカウントを作成してはいたがオンリーワン状態でまったくナンパができていなかった。

ナンパ師を名乗る資格を得るためにナンパノックをしようと思いその場でブログを作成した。

 

こうしてナンパ師「エイジ」はお茶の街から遠く離れた福岡の地で誕生した。

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなったが今回はエイジにとっての「始まりの女性」とのアポの話である。

 

 

西日本に遠征しようと思ったとき大阪と薩摩に行きたいと真っ先に思い浮かんだ。大阪にはリア友がいる。薩摩にはタイで出会った「南兵衛」がいる。

どうせ九州まで行くなら福岡でもナンパしようと思った。そして彼女のことも思い出した。

いや、正確には彼女の存在はずっと頭の片隅にあった。

彼女に4ヶ月ぶりにLINEする。

 

 

ちゃんと返信がきて安心する。

福岡には2日間滞在するためその初日にアポを取り付けた。

 

 

 

アポの前日連絡を入れると、体調不良で仕事を休んだとのこと。

嫌な予感しかしない。

 

「明日は体調が良かったら会おう」とだけ伝える。

 

 

アポ当日。

熱がぶり返し今日は会えないと連絡がくる。

 

 

怒涛のLINEメンテでなんとか翌日にアポをとりつける。

もはやオンリーワン中毒の再発である。

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翌日。

理由付けして直接エアビーin。

 

ノーグダでセックス。

 

 

 

 

本当に長かった。

今までの人生で最も感慨深いセックスだったかもしれない。

過去のダサい自分を払拭するために必死だった。もしかしたら僕は彼女じゃなくてずっと自分に向き合っていたのかもしれない。

 

 

でも、これだけは言える。

 

 

 

身体の相性は抜群に良かった。

 

 

彼女はなかなか遊んでいる女性だったが、それでも生涯No.1の評価を貰えた。

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オンリーワンを乗り越えた自信と男としての自信その両方を手に入れることができた。

 

 

 

 

 

言ってしまえば彼女はエッチ大好きな即系だった。

幻想を抱いていたわけではないが、相手の女性を過剰に評価する必要は全くない。そう思うことができたアポだった。

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西日本遠征・福岡編1 〜いのち短し恋せよ少女〜

「腰の据わっていない秀才よりも、腰の据わっている阿呆の方が、結局は人生を有意義に過ごすものだよ」

森見登美彦 『四畳半神話体系』より〜

 

 

私は間違いなく秀才タイプな人間だ。

卒論を書かずにブログを書いてはいるが間違いなく秀才である。

 

ナンパにおいてもそうだ。

ナンパブログTwitter、note。あらゆるテンプレートや先人の知恵をパクり、もとい拝借しながらひたすら実践し自らのものにする。

 

裏を返せば応用の効かない阿呆なのである。

遠征の際にはこの欠点が遺憾なくかつ顕著に発揮される。

 

「遠征グダ」

 

初めての土地でどうしていいかわからなくなる。

土地勘がないせいで迷子になる。

女の子の雰囲気がわからずどんな反応が返ってくるのかと恐怖する。

まさしく陰キャの極み!

 

 

そのくせ遠征は好きだというのだからまさしく手の施しようのない阿呆である。

 

 

 

 某日

私は小雨の降る天神のストリートにいた。

 

まだ野生だった頃、この場所でナンパをしたことがあった。美しい黒髪の乙女との邂逅を求めて徘徊するもなかなか声をかけることのできなかったあの頃の私とはもう違う。

 

 

最初はゆっくりと。次第にペースを上げて声掛けをする。

バンゲすることには何の意味もない。

遠征でわざわざ遠方まで来ているのだから即以外の結果は不必要である。

 

その時、私の目の前をひとりの美しい乙女が通りかかる。

黒髪の乙女…ではなかったが美しい暗めの茶髪。白く透き通った肌。間違いなくスト高(スト6)である。

 

彼女に声をかける前にとりあえず私は彼女と私を結ぶ赤い糸が路上に落ちていないかどうか、鵜の目鷹の目で探した。

 

残念ながら運命の赤い糸は見当たらなかったが、この夜の覇権を握ることで手に入るであろう彼女とのロマンティックな逢瀬に期待しつつ声をかける。

 

 

「こんばんは。私は今貴女をナンパしているところなのですが、貴女は今何をされているところですか?」

 

クスっと笑ってくれる彼女。

ああ、今宵の主役を張るのどうやらこの私らしい。

 

 

話を聞くと彼女は野球観戦の帰りらしい。やはり福岡の人々は皆ただならぬホークス愛に満ちている。他県の人間である私には理解しかねるが野球を愛する者としてこの話題で盛り上がるのもやぶさかではない。

 

「ホークスも負けてしまったことだしこのままいつも通りの1日を終えてしまうのも勿体ないとは思わないかい?一緒に非日常への1歩を踏み出してみようじゃないか。

これはホークスが敗れたことによる自棄酒ではなく、2人の出会いへのロマンティックな乾杯だってことだけは勘違いしないでいてくれたまえ」

 

彼女は私の提案を了承した。

 

 

 

 

 

話は変わるが私はキャッチという人種がどうも苦手だ。

道行く人々に次々と声をかけ「お安くしますよ」という疑わしい言葉とともに自らの店という奈落に彼らを連れ込もうとする。

顔を紅くしたスーツ姿の次の止まり木さえみつかればどこでもいいといった風情のサラリーマンならまだしも、これからこの夜の覇権を握るべくロマンスを追い求める私と乙女の2人組に声を掛けてくるなんて言語道断、万死に値する行為である。

 

今宵もそんなキャッチにうっかり捕まってしまった。

乙女の手前キャッチを邪険に扱うこともできない。

 

「お兄さん方、今宵はどういったお店をお探しでしょうか?」

 

「話しかける時は背後からではなく斜め45度手前からの方がオープン率が上がりますよ。もう一度フロントアプローチからよろしくお願いします」

 

『よし、これで心も折れたことだろう。もう話しかけてくるなよ』

 

「わかりました!じゃあ前からもう一度失礼致します。今夜は何をお探しでしょうか?」

 

 

私は感服した。そして自らのいやらしく小憎らしい態度を恥じた。この青年(のちに私と同い年と判明する)は私の嫌味を真摯に受け止める実に器の大きい人物だったのだ。私のような矮小な心と股間しか持ち合わせていないような男はいっそ筑後川下流まで流されて河口付近の石ころにでもなってしまいたくなった。(流石に嘘である。股間は矮小ではない)

 

挙句その青年は自らの店ではなくおすすめの美味しい食事処を我々に紹介し店に問い合わせまでしてくれた。私のキャッチに対する見方を変化させる出来事であった。

 

 

けっきょくキャッチの青年に紹介された店は閉店時間が迫っていたため別の居酒屋に入店。

横並びのカウンター形式の個室という素晴らしい席に通され店員の心遣いに感謝する。

今宵は天も私に味方しているようだ。

 

 

麦酒で乾杯しお互いについて語り合う。

今宵の乙女は

・24歳

・ピアノの先生

・地元は九州だが大学が都内で卒業後は1年ほど企業の受付嬢をしていた

・見た目、雰囲気ともに上品さが漂っている

・Dカップ

 

非常に好みなタイプである。

とりあえず2人の間に赤い糸が隠されていないか全力で探る。

 

大学卒業後彼氏がおらず日常に退屈している。

一夜の過ちを犯したことはない。

 

以上の2点から私の中で今宵の戦い方が定まる。

優柔不断でなかなか一歩が踏み出せないなら今宵は私と一緒に一歩踏み出してみないかい?

このスタンスでいこう。

 

 

 

 

某有名旅ナンパ師をパクり、もとい模倣し新大阪駅で購入しておいた神戸プリンを餌に我が家(エアビー)に彼女を連れ出す。

 

プリンを食べ終わるタイミングで仕掛け始める。

 

「2人きりで静かに話せるところで貴女と話したいと思ったからここまで来てもらった。とりあえず私の隣に来てくれないだろうか?」

 

「ちょっと恥ずかしい…」

 

「じゃあ2択から選ばせてあげよう。隣に座るか、10秒間私の目を見つめ続けるか。勿論10秒ともたなかったらキスをするが。さあどうする?」

 

 

基本的に押しに弱いタイプの女性なため2択の強制選択(double bind)から逃れることができない。

どうしても選べなさそうなときは一見譲歩しているようで実はそれほど譲歩していない3択目を提供する、もしくはより難度の高い3択目を提供すると効果的である。

 

例えば、

「前からハグされるのと後ろからされるのとならどっちがいいかい?」

 

「どっちもハグじゃん笑 選べないよ〜」

 

「それなら3つ目の選択肢をあげよう。前からハグか後ろからハグかほっぺにキスか。さあどれがいい?勿論キスはそっちからしてもらうよ」

 

といった感じである。

 

 

 

 

時間は非常にかかるが恥ずかしがる乙女の姿を見ていると非常に可愛らしくこちらの表情も終始緩みがちである。

あまりデレデレすると見るに耐えない見た目になってしまうため時々表情を引き締めつつ徐々に乙女の心の壁を崩していく。

 

 

 

 

そして我々はついに赤い糸で結ばれた。

私がこの夜の覇権を握り天神の夜の主役に躍り出た瞬間だった。

 

 

なかなか一歩が踏み出せず恋愛に対して奥手な彼女。願わくば今宵の経験がそんな彼女が一歩踏み出す契機になってくれれば嬉しい限りである。

 

 

 

 

翌朝彼女を見送り再び幸せな気持ちで私は眠りについた。

 

ナンパには人生の妙味が詰まっている。改めて実感した。

 

 

 

目が覚めたら次なる戦いが私を待っている。

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西日本遠征・結果報告

可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である

森見登美彦 「四畳半神話体系」より〜

 

 

『そうだ、どっか行こう』

 

 

いつもの時間帯にいつものお茶の街でいつもの駅周辺のいつものお気に入りスポットでのいつものストリートナンパ。

 

最近やっと1週間に1回程度は即れるようになった。

出撃すればバンゲも一定量はできるようになった。

 

いや、1週間に1回も即れてはいないか。

 

とりあえず以前よりは結果が出せるようになった。

 

そろそろ自分の実力を大海で試す時なのかもしれない。

 

『そうだ、遠征行こう』

 

そう思った。

 

 

 

 

な〜んてことは一切なく、

 

『卒論書き始める前に時間あるから旅行しよ』

 

と思い立って7泊8日の遠征を企画した。

 

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 細かく書きたいことは別で後日書くとして、ここではハイライトだけ書きます。

 

 

 

 

初日

 

バスが2時間遅れで大阪に到着。

 

15時頃U in。

 

声掛けするも8割ガンシカもしくは反応が薄くて心が折れる

 

 

17時頃

 

学校帰りの女子大生連れ出し。

 

20歳/スト値7/小柄で可愛い系/学生

 

カフェで和みそのままホテル方向へ向かい打診するも彼氏グダが強く放流される。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶっちゃけ大阪での成果はこれだけですwww

 

 

2日目は夕方からUでスト。

某大阪の有名スト師と思しき方を某ゾーンで見かけるも地蔵して声をかけられず。

『ありがとう、ドキドキできたよ』

 

 

21時にリア友と合流して梟箱で踊り1声掛けもせずに終電でリア友宅に帰宅w

 

 大阪遠征終了w

 

 

 

エイジのナンパ遠征はここからが本番です!

 

3日目

 

昼過ぎに新幹線で福岡に移動。

 

16時にエアビin。

 

この日は4ヶ月ほど前に就活で天神を訪れた際にストでバンゲした女の子とアポの予定があった。

 

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アポが翌日に延期になったためストに出る。

 

 

19時半

Twitterでリプライをくれた「Taっ2ん」さんと合流し警固公園で地蔵トーク

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よくわからない靴磨きをさせてくれないかというお兄さんに話しかけられる。

靴磨きをされながらお兄さんの夢を語られる。

最後に自分への投資ということで気持ちでいいんでお金をいただけませんか?と言われる。

 

『金とるんかい‼︎』

 

 

 

 

気を取り直してスト。

福岡の何人かのナンパ師の方々に挨拶させていただく。

 

毎度のことなのだがエイジはなぜか年上のナンパ師の方に対して地蔵してしまう。

地蔵トークすらできないコミュ症なんです。

見兼ねて話を振ってくれたま○こーさん、気を遣って話しかけてくださってありがとうございました…

 

 

 

途中小雨が降ってテンションが下がりつつもなんとか連れ出してエアビ搬送、即。

 

翌日のアポも無事回収。

 

福岡は2即で終了。

やっぱり凄く好きな街です。日本一かもってくらい好きです。

 

 

 

5日目 

 

博多から薩摩へ新幹線で移動。

 

この日は先日のタイ旅行でまさかの出会いを果たした、さつまんこ会 メンバー「南兵衛」と合流。

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ぶっちゃけ彼と合流するために薩摩まで来た。

 

 

20時

 

とりあえず南兵衛が到着するまでソロスト。

 

1声掛け目

20代後半/医療系/スト6.5をカフェ連れ出し。

飲み会前とのことだったのでブーメラン。(回収できず)

 

2声掛け目

24歳/保育士/スト5を居酒屋連れ出し。

南兵衛と合流するために途中で放流。翌日にアポを取り付ける。

 

薩摩の女の子の反応のよさに調子にのるエイジ。

 

 

 

22時

南兵衛と合流。

どうやらエイジのためにさつまんこ会のメンバーを招集してくれていたらしい。

『できるやつだ』

 

マルさん

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カメ公さん

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南兵衛がソロで声掛けしてる間にお二人と一緒に声掛け。

楽しい。

 

カメ公さんのマジックを見せてもらう。

単純に感動する。

 

 

その後、南兵衛と再合流しコンビスト。

マルさん、カメ公さんの前でクルクルすると豪語するエイジ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坊主

 

 

 

深夜1時に南兵衛と別れホテルに戻る。

 

Twitterを見るとマルさんがまだ活動している!

 

合流してもらいコンビスト。

めっちゃ楽しいw

 

マルさんのテンションに釣られてハイペースで声掛けするエイジ。

 

正3ですき家に連れ出し。

豚汁までご馳走になる。

 

 

3時まで付き合ってもらう。

良い思い出ができました!

 

 

 

 

 

翌日はアポ。

仙巌園に連れて行ってもらい観光した後ホテル連れ出し。

リーセグダで負け。

 

 

 

けっきょく薩摩も坊主。

 

でも、女の子もさつまんこ会の皆さんもそうでしたがとても人が優しくて暖かい。

ガンシカはほとんどされないしみんなニコニコしてる。気候は温暖。この世の楽園ですね。

 

絶対また来ます。

 

 

 

 

 

最終日

 

薩摩から飛行機で羽田空港へ。

 

19時

犬in。

 

遠征の総仕上げとしてガンシカの街東京でナンパしようと考えていた。

薩摩の暖かさとの落差で耳キーンってなって死ぬかもしれないと危惧しつつ合流相手を待つ。

 

 

びとうさん

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エイジと同じ学生ナンパ師ということで親近感を勝手に感じていたため合流させてもらう。

 

エイジのわがままでコンビストしてもらう。

 

 

 

2人でガンシカの嵐に揉まれていると

 

電マさん

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みどりさん

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に遭遇。

 

ちょうど2人組の女の子とすれ違い、片方がドフラミンゴをたいなフワフワのコート着てたのでドフラミンゴオープナーをしてもらう。

 

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電マさん、みどりさんの2人で声掛けに行ったと思ったら電マさんが声掛けた瞬間にUターンして戻ってくるみどりさんwww

しかも電マさんがオープンさせたっぽいと思った瞬間に再びUターンして女の子のもとに走っていくwww

爆笑させてもらいました笑

 

お二人とも今度お会いしたら呑みましょう!

 

 

 

その後終電までびとうさんに付き合ってもらい声掛けするも坊主。

ソロもやりたかったであろうびとうさんを終始引き止めてコンビを組ませちゃってすいませんでした笑

 

 

 

ソロになり声掛けを続けるも反応はイマイチ。

疲れたのでGTまでネカフェで仮眠をとることに。

 

 

 

A.M.4:00

 

声掛け再開。

寒い…

 

 

A.M.5:00

 

心が折れ始発でお茶に帰還。

 

坊主

 

 

絶対リベンジしに来ます。

 

 

 

 

 

 

総括

 

今回の遠征ではけっきょく2即のみでした。

しかも2即とも福岡…

大阪、東京は別として薩摩は即れる手応えがあったのに即れず。

 

いづれの場所も本当に良いところだったので必ず再訪する予定です。その時にはお会いした皆さん乾杯よろしくお願いします。

 

個人的には薩摩が1番気に入りました笑

冬の寒い時期にあったかい薩摩でナンパしたいです!

 

 

遠征ナンパをする中で今の自分にできることとできないことを再認識しました。

できないこと(不可能性)の部分が非常に多くこれからの課題も見えた気がします。

一方でお茶の街でやってきたナンパが他の地域でもある程度通用することがわかったのは収穫でした。

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

福岡での2即と薩摩のアポ負けに関しては後日詳細を記事にしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一枚上手な女性

 

微笑みの国Thailand10泊の旅から帰国したエイジはとにかくナンパに飢えていた。

旅の終盤なんて毎晩某凄腕スト師のツイキャスを聴いてずっとムラムラし続けていた。

 

帰国した翌日、所用で味噌に向かいついでにアポ。

 

久々のアポに舞い上がりすぎて時間配分をミスりホテルまで連れ出すも女の子の門限グダで負け。

ますますムラムラが高まる。

 

 

そんなこんなでお茶の街に戻ってきて、ストがしたくてしたくてたまらない状態に陥っていた時のお話。

 

 

 

 

10月某日

 

お茶の街の先輩スト師と合流させていただきながらストっていたこの日。

時刻は23時半。

既に5時間以上ナンパして疲労困憊のエイジ。

この時間のお茶の街は完全に死に、人がほとんどいない。

まあ諦めの悪い僕たちは人がいるとかいないとかあんまり関係ないんだけど…

 

 

『人おらんしとりま駅構内で終電目当ての案件を待ち伏せするか』

 

 

その時1人のショートカットの女の子が視界に飛び込んでくる。

 

 

『!!!

めっちゃ早足やん…

イヤホン音漏れしてるし…

あれ止まってくれるんかな?』

 

 

地蔵してても始まらないのでとりあえず声掛けしてみる。

 

 

エ「こんばんは。(イヤホン外すジェスチャー

落語でも聴いてたの?(いつものやつ)」

 

女「www 違いますよw」

 

エ「僕は今ナンパでお姉さんに話しかけてるところなんだけど、お姉さんは何してるところ?(いつものやつ)」

 

女「映画観終わって帰るとこです」

 

エ「早くない?

23時半とかいまどき中学生でも活動してる時間だよ笑(いつものやつ)」

 

女「え?そうですか?笑」

 

エ「てかさ、友達が明日朝早いからっていって先帰っちゃったから飲み足りないんだよね。」

 

女「呑み?どこ行くの?」

 

 

『え?向こうから場所聞いてくるとか乗り気やん。ノーグダ?』

 

 

エ「とりまあっちの方行こ」

 

 

 

 

 

居酒屋にあっさり連れ出す。

 

 

 女の子のスペック

・27歳

エステティシャン

・めっちゃ低身長

・けっこう遊んでた過去あり

・帰国子女

・スト値5くらい

 

 

 

 

女「普段あんまりナンパについて行ったりしないんだよね。第一声に「飲み行こ!」とかあり得なくない?」

 

エ「たしかに。じゃあ何で今日はついてきてくれたん?」

 

女「ナンパが上手かったから笑」

 

 

はい、単純に嬉しいやーつ。

声掛け褒められるとめっちゃテンション上がりますよね。

 

 

 

 和みトークをしていると、もともと都内出身で学生時代はめっちゃ遊んでた。大学生はめっちゃ遊ぶべきだ、が自論らしい。

 

学生なエイジに遊ばれたいっていうメッセージかな?

 

 

『即系やん…』

 

勝ちを確信して居酒屋アウト。

 

 

 

 

 

エ「やっぱ女性として魅力的だと思ったから声掛けたわけじゃん。 静かなところで2人きりで口説きたいから着いてきて」

 

女「別にいいけどヤらないよ笑」

 

 

『なーにを形式グダかましてくれとんねん』

 

 

 

 

ホテルin!

 

 

エ「着いてきてくれてありがと」

 

女「とりあえず口説かれる明るさじゃないから暗くして!笑」

 

 

『おいおいw自分から雰囲気作り始めてるぞwww』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

負けwwwwwwwww

 

 

 

 

 

長くなるんでハイライトで振り返りますw

 

 

 

 

ハイライトその1

 

 

エ「女の子として魅力的だとおもってる。抱かせて」

 

女「初めては絶対ヤらないよ」

 

エ「じゃあ2回目だったらいいの?」

 

女「2回目ならいいよ」

 

『いいんかいwww』

 

 

彼女の言い分としては、アポを組んで実際に会ってデートしてっていう手順は非常にめんどくさいものでその手順をしっかり踏める相手なら抱かれてもいいとのことです。

妙に納得してしまった…

 

 

 

 

ハイライトその2

 

 

エ「以前いいなって思ってた女の子に「次会ったらね」って言われて手を出さないでいたら「次」は訪れなかったんだよね。言葉では何とでも言えるからやっぱり行動で示してほしい」

 

女「行動って?」

 

エ「チューしよ」

 

女「それってfoot in the doorでしょ?心理学の小さい要求を積み重ねて本命の要求を通すってやつ」

 

 

『バレとるwww』

 

 

 

 

 

ハイライトその3

 

 

なんとかキスまで漕ぎ着けベッドに横になりながら長時間キスする。

 

『チン出ししたらいけるだろ』

 

 

チン出し

手コキ

フェラ

負けwww

 

 

 

 

まったく崩せずそのまま寝ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一週間後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

準即!!!

 

 

 

 

おわり

 

 

1人の人間として

「もう一度出逢うなら今度はどんな2人になろうか?

 

   その時はどんな話題で笑って?

 

   どんなことで泣こうか?」

ー[Alexandros]「 Leaving  Grapefruits」より

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ナンパ師は憧れだった。

平和だけどどこか退屈な日常を変える手段として非常に魅力的だった。

ナンパ師を名乗り始め、自分は他人とは違う特別な存在になれた気がした。

 

 

 

 

 

9月某日

 

金土日と3日連続でウィングである錦戸と街に出るも坊主。

もはや即以前に連れ出しの仕方すらわからない長いトンネルに入っていた。

 

 

『確実にスキルは以前より磨かれているはず。

   頼れる相棒もいる。

   なのになぜ即れない?』

 

 

『今日こそは即を生み出そう。』

強い決意を胸に出撃。

 

 

錦戸が遅れているためしばらく1人で声掛けをする。

 

その時、目の前を色白スレンダー美女がイヤホンで音楽を聴きながら通り過ぎる。

 

 

すぐに追いかけて声掛け。

 

 

 

エイジ「こんばんは。般若心経でも聴いてるの?それとも南無妙法蓮華経?」

 

 

隣街からやってきた19歳の彼女。

女優の夏菜によく似たスレンダー美女。(以下夏菜

脚が長く、今まで見たどの女性よりも二重が美しい。

一瞬で心を奪われた。

 

 

これから買い物に行くという彼女から粘って番ゲ。

2日ぶりのまともな番ゲに少し自信を取り戻す。

 

 

その後錦戸と合流し一緒に食事をとる。

 

ラーメンを食べつつも先程の番ゲが頭を離れない。

正直良いイメージを頭の中で描けていた。

錦戸と合流するため放流はしたが、即日ブーメランのイメージが固まる。

 

ラーメン屋を退店後、相棒に断りを入れ彼女のもとへ向かう。

 

 

 

駅で彼女と合流。

白い肌と長く美しい脚。一瞬で彼女を見つけることができる。それだけ人目を惹く女の子。

やっぱり綺麗だ。

そんな女性とこれから一夜を共にする。

ドキドキしてきたよ。

 

 

 

これから電車で帰ると言う彼女。

でも確実に僕との未来を思い描けている。

カフェに連れ出し。

 

 

彼女の仕事の話から恋愛、彼氏、家族の話などを聞く。

すごく他人に対する思いやりが強く、その優しさ故に押しに弱い。そんな彼女の人柄が見えてくる。

 

 

 

 カフェが閉店時間だったのでカラオケに移動。

カラオケで即るのは正直気が進まない。

『ここでは楽しくトークしよう。

   そしてホテルに一緒に行こう。

   すごく貞操観念のしっかりしてる女の子だけど大丈夫。たぶん僕の彼女への気持ちの方が彼女の貞操観念を上回っているから。』

 

意味がわからない。理論も何もあったもんじゃない。でも楽しいからいいよ。そういうスタンス。

 

 

 

一緒にカラオケまで歩く。

 

 

正面からよく知った顔がやってくる。

錦戸が女の子を連れて僕たちが入ろうとしているカラオケから出てきた。

すれ違い様にアイコンタクトを送る。

 

 

LINEを確認すると相棒からの即報告と激励メッセージが。

カラオケ弾丸即おめでとう。

こっちも気合が入る。

 

 

 

カラオケでは自己開示を多めにトークする。

何故声を掛けたのか。どれだけあなたに対して魅力を感じているか。

主導権なんて特に意識していなかった。

ただただ思うがままに会話を楽しむ。

「ちょっと面白いお兄さん」。彼女の僕に対するイメージはこんなものだろう。

 

 

 

終電ギリギリの時間になりカラオケを出る。

 

 

エイジ「今から急げば終電間に合うよ」

 

 

敢えて終電があることを伝えてみる。

 

 

夏菜「でも今からダッシュで駅まで行くのはちょっと…」

 

 

ホテルへの連れ出しが決まった。

 

 

 

部屋に入ると無邪気に部屋中を探索している。

 

 

 

シャワーを浴びてベッドに入る。

僕に対して背を向けて寝る彼女。

 

 

エイジ「1個だけ聞いていい?目を見て答えて欲しいんだけど。」

 

 

こっちを向き世界一美しい二重で僕の目を見つめる彼女。

 

 

エイジ「チューしよ?」

 

 

夏菜「ダメー笑」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キスするのに2時間以上かかった。

 

こんなに本気かつ長時間女性を口説き続けたことは未だかつてない。

 

 

夏菜「チューしたら絶対その先もするでしょ?私も処女じゃないからそれくらいわかるよ」

 

 

エイジ「じゃあ続きもしよう。今日だけおれの彼女になってよ」

 

 

 

キスより先に進めない。

彼女の意志は本当に固かった。

 

 

エイジ「そんなに拒まれたらもう1人でするしかないじゃん笑」

 

 

夏菜「1人でしてよ、見ててあげるから笑」

 

 

押しに弱いと思っていた彼女は芯の強さも持ち合わせた素敵な女性だった。

そしてドSだった。

具体的には書かないけど素敵な時間だった。

確実に新しい扉を開いたと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午前10時。

1回抜かれはしたが、ここまで一睡もせずにセックスを打診し続けた。

「ほこたて対決」はなかなか決着がつかず。

 

 

エイジ「ここまでしてもセックスはしないのね笑」

 

 

夏菜「好きじゃない人としちゃったら嫌いになっちゃうから」

 

 

エイジ「男としてこのままじゃ終われないよ。今日このまま帰ったら絶対に後悔する。だからしよ?」

 

 

 

彼女は凄く困った顔をして僕の顔を黙って見つめる。

その時の僕はかなりしつこかったと思う。

 

『今日即れなかったら4日連続坊主。

   相棒はちゃんと今日ゴールを決めた。

   何よりナンパ師として数を追いたい。』

 

全部自分勝手な理由。

自己中心的でつまらないサイテー野郎。

 

ふとそのことに気付いた瞬間涙が溢れそうになりうつむいた。

 

 

ナンパ師は憧れだった。
平和だけどどこか退屈な日常を変える手段として非常に魅力的だった。
ナンパ師を名乗り始め、自分は他人とは違う特別な存在になれた気がした。

 

 

とんだ思い上がりだ。

今僕の目の前の女の子はどんな顔をしている?

 

 

そんな僕の様子に気付いた彼女が口を開く。

 

 

夏菜「私がいるとイライラしちゃうよね。ごめんね。先に帰るね。ありがとうございました」

 

 

『違うんだ。

   君にイラついてるんじゃなくて自己嫌悪なんだ。』

 

言葉が出てこない。 

 

 

彼女は行ってしまった。

本当に素敵な女性だった。

僕がナンパ師じゃなかったら、無理に即を求めなかったら彼女を繋ぎとめていられただろうか?

いや、そもそもナンパ師じゃなければ僕たちの人生が交わることはなかっただろう。

 

それでも考えずにはいられない「たられば」の話。

 

 

 

「もう一度出逢うなら今度はどんな2人になろうか?

   その時はどんな話題で笑って?

   どんなことで泣こうか?」

 

 

ホテルを出て駅まで歩きながら[Alexandros]の「Leaving Grapefruits」を聴く。

何度も聴いたこの曲だけど今までで一番心に深く深く刺さった。

たぶんこの日のことは一生忘れないだろう。

 

 

 

 

いや、所詮サイテー野郎の僕はいつか忘れるのかな?

 

 

 

おわり

クソテストなんてクソ食らえ

 

「タイプじゃないからかな」

 

彼女は目を合わせずに僕にそう言った。

さっきからずっとそうだ。まるで僕の目から必死で逃れるように。

 

 

 

 

 

とある土曜の夜。

エイジは味噌の国にいた。

前日に箱、ストで共に坊主を叩いた。

坊主であったことも勿論悔しいが、それ以上に一緒に箱に入ってくれたクラスタの仲間の足を引っ張り、モチベーションを落とす要因となってしまったことが悔しかった。

結果を出すことが贖罪に直結するとは思わないが、ナンパの傷はナンパで癒すしかない。いつも以上に結果を強く求めようと決意した。

 

 

 

 

途中ホテルで休憩をとりつつ、昼から夜までひたすらストリートを徘徊し続ける。

 

 

 

 

日付が変わり終電がなくなった頃、繁華街に向かってゆっくり歩を進める女性を発見。

おそらく20代前半。色が白く細身でかわいいよりも綺麗が似合う女の子。

 

 

エイジ「こんばんは、おれはナンパしてるんだけどお姉さんは何をしているの?」

 

 

この後友達と合流して女子会をするらしい。

エイジも女子会に混ぜてもらう。

 

 

 

 

友達と合流。

友達の方は程よく日焼けしており健康的な印象を周りに与えるような女の子だ。

2人を仮に白子と黒子にしておく。

2人とも世間的に言えば間違いなくかわいい、美人の部類に入る。

 

 

 

3人で居酒屋に入店。

さあここからどうしようか。

逆3で連れ出した経験なんてまったくない。

 

 

 

 

3人でトークする。

サシでのトークと意識することは特に変わらない。2人に気持ちよく話してもらいそこから得た情報で即への道を探る。

 

 

恋愛トークから下ネタトークへ移行していく過程で、黒子から複数プレイの願望があるという旨の発言が。

黒子の願望を利用しよう。今夜の戦い方が決まった。

黒子を味方につけ白子をその気にさせる。今日は人生初の逆3Pを成功させよう。

 

 

幸い主導権を握っているのは黒子のため、白子の同意も得られる。

 

 

 

居酒屋を退店しタクシーでLHに向かう。

 

 

 

入室。

まずは黒子にギラつく。

しかしその様子を見ていた白子の表情はみるみる硬くなっていく。

 

白子「私トイレ行ってくる」

 

そう言い残したままずっとトイレからでてこない。

心配した黒子が白子のもとへ。

女の子同士での作戦会議。

遠目に見守るエイジ。

 

 

 

黒子「本当にごめん。白子がやっぱり厳しくてできないみたいだから今日は勘弁して。」

 

 

 

正直迷った。

ここで押せば2人とも即れるかもしれない。

しかし、白子の表情は更に硬くなっている。

ここで押せばレイプ魔の烙印を押されてもおかしくない。そう感じてしまった。

 

 

 

タクシーで街に戻り解散。

 

恐らくあの2人ともう会うことはないだろう。

 

 

 

 

 

 

人の少なくなった深夜のストリートを徘徊する。

 

タクシーを1人で待つ女性を発見。

声を掛ける。

 

女性の自宅の近くの店で飲むことになり一緒にタクシーに乗車。

 

 

特徴的な目元をした女性でエイジの好きなタイプだ。爬虫類顔というやつだろうか。

よく言えば菅野美穂に近い雰囲気をしている。

以下美穂とする。

 

 

 

居酒屋に入店し乾杯。

自己開示していく中で多くの共通点が見つかる。

充分にラポールを築くことができた。

しかも幸運なことにエイジの顔が刺さっている。

この日の即を確信する。

 

 

始発が出る30分前に居酒屋を退店。

そのまま始発まで美穂の家でもう一杯飲もうと打診。

しかし断られる。

 

確実に通ると思った打診が通らないことに動揺するエイジ。

 

そこからまったく目を合わせようとしなくなる美穂。

 

キス打診ルーティンを使う。

グダられる。

理由を尋ねると、

 

「タイプじゃないからかな」

彼女は目を合わせずに僕にそう言った。
さっきからずっとそうだ。まるで僕の目から必死で逃れるように。

 

 

これは本質的なグダじゃない。

美穂はクソテストを仕掛けてきている。

本当のグダの理由は「タイプじゃない」ではない。

じゃあ何だ?

 

 

エイジ「おれは凄く楽しかったけど美穂は楽しくなかった?」

美穂「そうじゃないけど」

エイジ「けど?」

 

ずっと美穂の目を見つめ続ける。

美穂は相変わらずこっちを見ない。

 

エイジ「嘘ついてるでしょ」

美穂「え?」

エイジ「もういいよ。タイプじゃないなんて言われたらもう次どんな顔して会えばいいかわからないし。今日は帰るね」

美穂「……。実は秘密があるんだ。」

 

 

なぜその秘密を美穂が話してくれる気になったかは僕にはわからないが、本質的なグダはその秘密からくるものだった。

 

秘密に囚われる美穂のマイナスな思考をプラスに導くにはどうしたらいいか必死で考える。

二面性の指摘。美穂自身がマイナスと捉えているポイントを裏を返して褒め続ける。

 

 

エイジ「やっぱりもう少し一緒に話したい。」

 

 

打診が通る。

美穂の家へ。

 

そこからは一切グダが発生せずに即。

 

 

 

 

 

 

夏の終わりを感じさせる心地良い早朝の風を感じながら駅まで2人で歩く。

もう全てを「夏のせい」の一言で片付けられない季節になってしまった。

 

 

「またね」と美穂が言う。

普段なら2度と会うことはないとわかっていながらも「またね」と返す。

でもこの時、僕は嘘の「またね」を飲み込んでしまった。

珍しくこの日は「じゃあね」と言って別れた。

 

 

 

女の子は嘘つきだ。 

 ナンパを続けるほど女の子の二面性が見えてくる。いつかそんな嘘ですらかわいいと思えるほど器の大きな男に僕はなれるだろうか。

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

最近1番ナンパ師ぽかった1日

Twitterアカウントを作成し、お茶クラスタの一員を気取りだして2ヶ月がたった。

ナンパノックに挑戦してみたり、味噌の国へ遠征してみたりする中で多くのナンパ師と知り合うことができ、自分もナンパの世界に踏み込んだことを実感できた。

その一方、自分よりキャリアが長くナンパも上手い先輩方と接することで、『本当に僕はナンパ師を名乗れるほどナンパの腕があるのか?』、『僕がしていることは野生のナンパと大差ないのでは?』という思いも抱くようになった。

近づいたと思ったら遠ざかる。まるで果てしない道を歩き始めてしまったかのような感覚だ。

 

そもそも僕の思う「ナンパ師」とはなんだろうか。今まで特に目標もなく活動してきたせいか、明確なゴールが見えない。「なぜナンパするのか?」「ナンパして自分がどうなりたいのか?」。考え出すとキリがない。

 

原点回帰しよう。

そもそもなぜナンパを始めようと思ったのか、何に憧れてナンパを始めたのか?

自らを振り返ってみると答えは案外簡単に出た。

 

エイジは女の子が好きだ。それ以上に魅力的な人たちとの出会いが好きだ。

ナンパをすればもちろん多くの女の子に出会える。でも本当に出会いたかったのは、一緒にナンパをする魅力的な同士なんだと思う。

魅力的な同士と出会うためには自分も魅力的なナンパ師でなければならない。

 

では、いったいどんなナンパ師が魅力的なのか?

最も簡単にそのナンパ師の魅力を表せる指標はゲット数だろう。多くの女性を抱いている人はやはりそれだけの魅力がある。

でも1番は、楽しんでいるかどうかだと思う。楽しそうな人はそれだけで魅力的だ。心底ナンパを楽しむ。そこに僕の理想はある。

 

結論。

これからは数も追いかけようと思う。

お茶のストリートだけで月に5ゲットはしたい。

そして、ナンパを全力で楽しむ。僕はナンパが好きだ。でも周りの目や建前、余計なしがらみを必要以上に気にしてしまいナンパに支障をきたすことがちょくちょくある。

余計なことは考えず純粋にナンパに向き合い楽しみたい

 

 

前置きが大変長くなりましたが、こんなナンパ師見習い的な感じで活動してるエイジが最近1番『あれ?今日のおれナンパ師っぽくない?』って感じた日のお話。

 

 

 

 

 

 

8月某日

 

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地獄の出勤ノックのせいで活動が制限されていたため(学生のくせに)、久しぶりに完ソロでオールストでもしようと思い出撃。

 

 

19時)

 

お茶駅に降り立つ。

『人少なくね?』

この日は日曜日。にもかかわらず平日よりも人が少ない…

とりあえずサージング。

しかし、久しぶりのソロのせいか地蔵する。

ただでさえ人が少ない上に地蔵していたためまったく話にならない。

 

 

 

19時半)

 

そんなエイジのもとに悪魔のささやき(1通のLINEメッセージ)が。

 

?「友達と22時過ぎから約束あるんだけど、それまで呑まない?」

エ「呑む!」

 

この子は2週間程前に、僕が彼女にフラれ怒りのストをしていた時に番ゲした子だ。

エイジと同い年のアパレル店員。客観的にスト値をつけたら6程度だが、エイジにはどストライクなルックスのためエイジ値は7.5である。

 

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さっきまで完ソロ云々言ってたくせに圧倒的変わり身の早さ…

こんなんだからナンパ師もどきなんだよ…

 

 

 

20時)

 

アパレル子と合流。

ご飯食べたいとのことだったので鳥料理専門店に入店。

 

ハイボールで乾杯して色々と話す。

アパレル子はふとした瞬間の表情が滝沢カレンに似てる。(もちろんあんな変な日本語を喋ったりはしないw)

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以下カレンにしますね笑

(ちなみにエイジはハーフ顔に目がないです)

 

カレンはめっちゃよく笑う女の子ですごく楽しそうに話す。

笑いのツボや価値観、恋愛観、趣味に至るまで、ありとあらゆる共通点が見つかる。

『もう付き合いたい…』

 

もはやラポールを形成してるのかされてるのかわからないレベルに笑

『この子になら即られてもええわ…』

 

勝手に仕上がるエイジ。

 

 

 

22時半)

 

退店。

 

特にトークの構成も考えずに楽しくおしゃべりしただけ。

カレンはこの後駅で友達と待ち合わせということで駅まで送る。

ハンドテストを試みるも彼氏いるグダ。しかし反応は悪くなかったため次回のアポの約束をして健全解散。

 

「今の彼氏と付き合ってなかったら絶対落ちてたと思う」だってさ笑

 

真剣に寝取りたい…

 

 

 

23時)

 

カレンを送り届けスト再開。

 

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『誰もおらんやん!』

 

楽しくアポってたらいつの間にか街が死んでました…

 

 

 

23時半)

 

駅前に移動して声掛け。

2声掛け目でスーツケースを引きずる女の子に声掛け。以下スーツケース子。

 

スーツケース子

20歳/学生/スト値4/横顔がちょっとだけ桜井日奈子

 

 

エ「おつかれ。スーツケース抱えて夜逃げでもするの?」

ス「これから帰るんです。」(まったく目を合わせてくれない)

エ「帰るって東京?もう電車無いけどどうやって帰るん?バス?」

ス「バスです」

エ「何時に出るの?」

ス「5時です」

エ「5時?あと5時間以上あるやんwおれも終電逃したから一緒に行きつけのジャンカラ行こう!」

 

 

めっちゃ反応悪いけど連れ出せる。

 

ス「旅先で財布落としちゃって明後日郵送されてくるから身分証無いんですよね。カラオケって年確されますよ」

案の定ジャンカラに入店できず…

仕方なく別のカラオケin。

 

 

入室後さっそく友達に電話をしにいくスーツケース子。1人放置されるエイジ…

あまりにも暇なので先日の味噌遠征で番ゲした女の子に来月の遠征時にアポを取り付けるために電話。

『女の子に放置されてもすぐに他の女の子に連絡できるってナンパ師の利点だよね』

なんとなく自分がナンパ師であることを噛み締めるエイジ。

 

 

電話中に部屋に戻ってくるスーツケース子。一旦退室して電話を切り部屋に戻るとなぜか食い付きが上がっている。その後対面でしっかり相手の目を見つめながら自己開示。

 

勝手に仕上がる。

 

対面から隣に移動しノーグダで即。

声掛けから連れ出しまではほとんど食い付きがなく厳しい戦いになると思っていたためノーグダは予想していなかった。

その後、朝5時まで歌って解散。

けっきょくお互いの名前も知らないまま。(これもナンパ師っぽいですよね笑)

もう2度と会わないだろうけどお互いに笑顔で「またね」と手を振った。

 

 

 

この日は、アポ、メンテ、即とエイジにしては珍しくナンパ師っぽい活動しまくってました。

まあ地蔵しまくったり非モテコミットでアポに臨んだりと、割とナンパ師としてどうなんだ?っていう部分も多かったんですけど久々にソロで楽しく活動できました。

 

 

そういえばTwitterで即報をあげる際に、「自己顕示欲発散中」っていうハッシュタグつけるようにしてるんですけど、そもそも即数が少ないから即のたびにテンション上がってつけ忘れがちw

みなさん、マネしてもいいですよ笑(絶対流行らない)

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読み返せば読み返すほどタイトルと中身がマッチしてないブログですね笑

「野生に毛の生えた程度のナンパ師」っていう言葉を以前とあるナンパ師の方から聞いたことがあるけど、まさに今のエイジやんwww

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おわり