何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。
なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。
〜森見登美彦 「太陽の塔」より〜
未だにブログのスタンスが定まらず、真面目に書いてみたり、ふざけて書いてみたり、大作家捕まえてきて文体パクってみたり。
しかも書くたびにコメントが少なくなっていく…
どゆこと?
じゃあいったい何をモチベにシコシコブログ書いているのか。
それは、
完全な自己満足です。
たまに読み返して悦に浸ってます。
エイジ自身がこのブログの一番の読者ですね笑
今回は薩摩を訪れた際に居酒屋に連れ出した女の子と翌日にアポを組んだときの話です。
今回の女の子
・24歳
・スト5、癒し系なルックス
・薩摩生まれ薩摩育ち
・保育士
・職業柄なかなか出会いがなく、大学時代から4年間付き合ってる彼氏がいるがもはや恋愛感情はなく早いところ乗り換えたいらしい
・ワンナイト経験なし
P.M.2:00
薩摩の繁華街で女の子と待ち合わせ。
とりあえず近くのカフェに入店。
この日はもともと台風のせいで雨の予報であったため映画でも見ようということになっていたが、エイジは驚異の晴れ男なためどうやら台風にも勝利してしまったようだ。
せっかく晴れたんだから薩摩を観光したい、ということで2人で観光地を調べる。
作戦会議の結果、仙巌園に行こうということになった。
仙巌園は島津家の別邸であり、画像のように桜島が望める日本庭園で有名である。
前日の居酒屋連れ出しの段階でかなり食いつきがあることがわかっていたため、この日は特に和みを意識することもなく自然体でデートを楽しむ。即に向かって無理に逆算して行動するよりも楽しい空気をつくることを意識した方がいい場合もありますよね。
閉園時間が近づき繁華街へ戻ることに。
夜にはストリートに出たいので事前に夜には友達との約束があると女の子には伝えてあった。
「めっちゃ楽しかったね。案内してくれてほんとありがと」
「めっちゃ楽しかった!あっという間だったね」
相変わらず食いつきをビンビンに感じる。しかも露骨にまだ帰りたくない雰囲気を出している。
「実は薩摩に来る前に関西に行っててさ、友達にお土産で神戸プリン買ってきたんだよね。それが余ってるから一緒に食べない?今日案内してくれたお礼にご馳走するよ」
神戸プリンは4個入りだったので福岡で連れ出しに2個使用したがまだ余っていた。
「神戸プリン?食べたい!」
神戸プリン大人気である。
福岡でのアポの際に冷蔵庫見られて強奪されそうになったのを死守して本当に良かった…笑
「おれも友達にあげただけで自分では食べたことないんだよね。一緒に食べよっか!」
嘘である。
なんなら2日前に食べている。
おいしゅうございました。
ということで宿泊先のホテルin。
プリンを食べ終わったタイミングでクロージングをかける。
「ホテルまで来てもらったのは2人でゆっくり話したいと思ったからっていうのもあるんだよね」
「うん」
「昨日一緒に呑んだ時もそうだったけど、今日1日凄く楽しかったし、女の子としていいなって思ったんだよね」
ここで恥ずかしがってまったくこっちを見ないのでなんとか目を合わせてもらってキス。
「ストレートに言うね。今日は君を抱きたい。おれはいい男だからエッチして後悔させるようなことは絶対ないから笑」
これリアルに言いましたw
しかし会ったばかりグダ。
『こっちは早く薩摩坊主を脱却したいんじゃい。いいから即られんかい!』
なんて思いながらも丁寧にグダの原因を紐解いていくと実はリーセとのこと。
けっきょくこのグダを最後まで解消できずにフェラ負け。
(後日錦戸にリーセグダの崩し方教えてもらったんでもうリーセも怖くない)
口内射精を拒否られたため仕方なく空中に向けて射精。枕にちょっと精子がかかってテンションがダダ下がり…
とりあえずエイジの桜島が噴火し股間周辺が真っ白な火山灰で大惨事だったのでシャワーを浴びる。
シャワーを浴びて戻ってくると女の子はなぜか不機嫌になっている。
『いや、こっちの方が賢者モードで不機嫌になりたいわw
逝かせた側が賢者って意味わからんw』
しばしの沈黙の後、
「もう帰るね」
「じゃあ見送るよ」
「いいよ。1人で帰るから」
頑なに見送りを拒むためやむなくそのまま解散に。
『なんだったんだ?さっきまであんなご機嫌だったのに。まあいいや。ちょっと疲れたからストまで仮眠とろ』
ピコン♪
彼女が出て行ってからすぐにLINEの通知が鳴る。
LINEを確認すると、
『???』
エイジは考えた。
『いつ「好き」なんて言ったんだおれは?』
自分の発言を思い返してみる。
「女の子としていいなって思ったんだよね」
「女の子としていいなって思ったんだよね」
「女の子としていいなって思ったんだよね」
『………』
これ「=好き」って捉えるか普通⁉︎
どうやらだいぶ思考が飛躍しやすい中学生ばりにピュアな女の子を引き当ててしまったみたいだ。
僕にいったい何を期待してたんでしょうね?所詮旅先でナンパしてるような男だぞ。
これ以上やりとりしてもお互いのためにはならないと思い初めてナンパで出会った女の子のLINEをブロック。
エイジの態度にも色恋を匂わせるものがあったのかもしれないと思い反省とともにかなり落ち込んだ。「色」はなるべく使わないようにしようと思っていたのに…
どんなにこっちが「色」を使わないようにと思ってもクロージングの際に相手にある程度の好意は伝えなければならない。今回の場合は「女の子としていいなって思った」という台詞。これを「色」と捉えるかどうかは言われた側の女の子次第でこちらの判断ではない。
難しいですね。
滅多にメンタルやられることはないが珍しくかなり響いた。
ナンパ師2人にメンヘラLINEの空襲攻撃を仕掛けてメンタルセットしました。(亀頭さん、錦戸、その節はご迷惑おかけしました)
女の子が帰った後1時間ほどふて寝して体力が回復しストリートに繰り出そうとした時ある不安が頭をよぎった。
『ホテルの前でさっきの子に待ち伏せされてて刺されたらどうしよう…』
ナンパしてて初めて命の危険を感じた。
幸いホテル前には誰もおらず無事にストには出れたが、メンタルは無事お亡くなりになった…
時間が経った今、改めてこの日のことを振り返ってみてもやはりエイジには極端に「色」を使ったという自覚はないしこれからもきっと「女性として魅力的だと感じたから抱きたい」という類の台詞を使っていくだろう。
てかこれ本心だし。
「(性的な)魅力を感じてる」から抱きたいわけだし。
けっきょく自分の中でちゃんと線引きができてればいいんじゃないかなってことで。
あんまり深く考え過ぎるとメンヘラになっちゃうからこの辺にしときます笑
きっと「少し贅沢をし過ぎた」んでしょうね。
おわり