エイジのナンパ日記

思い出に残したいナンパを日記感覚で書いてます。

西日本遠征・福岡編2〜ゲスの極み乙女〜

この広い世の中、聖人君子などはほんの一握り、残るは腐れ外道かド阿呆か、そうでなければ腐れ外道でありかつド阿呆です。

森見登美彦夜は短し歩けよ乙女」より〜

 

彼女はいつも僕を振り回す。

そして全ての始まりも彼女だった。

 

 

 

話は4ヶ月前まで遡る。

 

僕は就職活動のために福岡を訪れていた。

まだ「エイジ」を名乗る前、一読者だったがナンパには興味があった。就職活動で訪れた土地で少しだけナンパをする。当時の僕にとってのちょっとした息抜き。

 

 

その晩は天神のストリートで壮絶に地蔵していた。

そんな時目の前を綺麗な女性が通り過ぎていった。暗めのロングの茶髪、色白で童顔だが身長は高くギャップを感じさせる。なにより微笑みながら歩いていた。

 

『あの子なら反応してくれるはず』

 

勇気を振り絞って声を掛けた。

もうなんと声掛けしたのかも思い出せないが必死にトークをつないで笑わせてなんとかバンゲしたことは覚えている。

 

僕は就職活動の面接のために福岡を訪れていた。つまり次の面接(最終面接)に進めなければ彼女とのアポを組むことができない。

翌日の面接にはいつも以上に熱が入ってた気がする。

 

1週間後、無事に最終面接の案内が届いた。

 

『これで彼女とアポが組める』

 

この時から徐々にオンリーワン中毒に感染しかけている自分に気付いてはいたが、まあいいかと思っていた。

 

 

彼女とのアポ前日、福岡入りした。

その日は九州地方を直撃した大雨の影響で福岡と大分を中心に甚大な被害が出ていた。

 

 彼女にLINEを送る。

なかなか返信が来ない。

 

翌日の朝返信が来ていた。

 

「大雨の影響で急遽仕事が入っちゃって今日ダメになっちゃった」

 

 

たしかに彼女は今回の雨のせいで出勤しなければならない 、そういう職業だった。

 

アポは流れた。

 

 

 

 

 

 

翌日面接を終え博多駅で新幹線を待ちながら決心した。

 

『このままオンリーワン状態でいるわけにはいかない』

 

『ちゃんとナンパ師になろう』

 

 

 

正確には彼女と出会った後にTwitterアカウントを作成してはいたがオンリーワン状態でまったくナンパができていなかった。

ナンパ師を名乗る資格を得るためにナンパノックをしようと思いその場でブログを作成した。

 

こうしてナンパ師「エイジ」はお茶の街から遠く離れた福岡の地で誕生した。

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなったが今回はエイジにとっての「始まりの女性」とのアポの話である。

 

 

西日本に遠征しようと思ったとき大阪と薩摩に行きたいと真っ先に思い浮かんだ。大阪にはリア友がいる。薩摩にはタイで出会った「南兵衛」がいる。

どうせ九州まで行くなら福岡でもナンパしようと思った。そして彼女のことも思い出した。

いや、正確には彼女の存在はずっと頭の片隅にあった。

彼女に4ヶ月ぶりにLINEする。

 

 

ちゃんと返信がきて安心する。

福岡には2日間滞在するためその初日にアポを取り付けた。

 

 

 

アポの前日連絡を入れると、体調不良で仕事を休んだとのこと。

嫌な予感しかしない。

 

「明日は体調が良かったら会おう」とだけ伝える。

 

 

アポ当日。

熱がぶり返し今日は会えないと連絡がくる。

 

 

怒涛のLINEメンテでなんとか翌日にアポをとりつける。

もはやオンリーワン中毒の再発である。

f:id:dyingbreed0326403:20171028143636j:image

f:id:dyingbreed0326403:20171028143639j:image

 

 

 

 

翌日。

理由付けして直接エアビーin。

 

ノーグダでセックス。

 

 

 

 

本当に長かった。

今までの人生で最も感慨深いセックスだったかもしれない。

過去のダサい自分を払拭するために必死だった。もしかしたら僕は彼女じゃなくてずっと自分に向き合っていたのかもしれない。

 

 

でも、これだけは言える。

 

 

 

身体の相性は抜群に良かった。

 

 

彼女はなかなか遊んでいる女性だったが、それでも生涯No.1の評価を貰えた。

f:id:dyingbreed0326403:20171028144346j:image

 

オンリーワンを乗り越えた自信と男としての自信その両方を手に入れることができた。

 

 

 

 

 

言ってしまえば彼女はエッチ大好きな即系だった。

幻想を抱いていたわけではないが、相手の女性を過剰に評価する必要は全くない。そう思うことができたアポだった。

 

 

 

おわり