ストナン神話体系〜ストってない夜が気に入らない〜

ナンパ師エイジのストリートナンパ紀行文。

続・ナンパの辞めどき

 

2018年に入り、ほとんど4ヶ月が経過しようとしている。

 

今年に入ってほとんどナンパをしていない。

前回の記事で成長がどうだとか偉そうなことを書いたが、まったくモチベーションが上がらずナンパする気が起きなかった。

なんとか2度ほど出撃するも、結果は0即。

 

彼女ができたことで明らかにナンパからは遠ざかった。たぶん倫理や道徳的観点からすると自然なことなんだろうが、それに逆らおうとしていた。

何故そんなことをしていたのか?

 

ナンパのスリルや楽しさから離れられないからというよりかは、ナンパで出会った人たちとの縁が切れてしまうこと、これからナンパを通じて出会えるかもしれない多くの仲間との繋がりを断つことが嫌だった。

 

もともと女性のことがそれほど好きじゃない僕がナンパを続けていた理由なんて「面白そうだから」程度だ。(あとは自己顕示欲を満たすため、自信を手に入れるためもあるかもしれない)

 

「彼女が欲しい」、「セフレが欲しい」、「婚活」etc…。様々な理由でナンパをしている人がいると思う。

 

女性との出会いを求めて始めたナンパも、いつしか、仲間との繋がりを持続するための手段となった。ナンパの土俵から降りてしまえば、ナンパを続ける人たちとは同じ世界にはいられない。自分だけ取り残されることを恐れ、ダラダラとTwitterだけは続けていた。

 

 

そろそろ潮時だと思う。

ナンパをする気もない、行動を起こす気もないのにこの世界の片隅に居座り続けるのは見当違いだろう。潔く身を引くべきだ。

この決断をするのに半年近くもかかってしまった。

 

 

 

正直、彼女とは現在まったく上手くいってはいない。

でも別れるつもりは更々無い。(彼女がどう思ってるかは知らないけど)

 

彼女との仲が良いとは言えない状態になり、自分を見つめ直す時間が増えた。

彼女は僕にとって非常に大切な女性である。

それと同様に、僕が今までに関係を持った女性たちも、僕にとっての彼女のように、誰かにとってのかけがえのない存在なのかもしれない。そう考えるようになった。

 

今まで出会ったナンパ師の方々は、女性に対するリスペクトや相手を楽しませようという気持ちを抱いてナンパをしているのだと、随所に感じられた。

 

でも僕は違う。

自分のためだけにナンパをしていた。

 

「自分が大切に思う女性は他の男にとられたくはない」が、「誰かにとって大切な人かもしれない女性を奪う」ことに対して躊躇いが無いなんて、とてもわがままな話だ。

相手に本気で優しくするつもりも、幸せにするつもりもない僕がこれ以上ナンパを続けていく資格は無いのではないだろうか。

 

 

彼女に対する申し訳なさはずっと頭にあった。

でも、ナンパの世界を去る決心はつかなかった。

彼女を失うかもしれない状況にある今だからこそ、自分にとって本当に大切なものは何なのかを思い知った。

 

 

彼女と幸せになれたなら、もう二度とここには戻ってくることはない。

 

もし彼女と別れてしまう結果になっても、しばらくはナンパクラスタに復帰する気にはなれないかもしれない。

戻ってくることがあれば、その時は正真正銘のクズに身を落として、自分のためだけにナンパをするつもりだ。

 

 

特筆すべき程の即数や結果を残すこともなかったが、何人かの素敵な人たちと出会うことができた。

そして何より、彼女との出会いはナンパだった。

 

僕と出会ってくれたクラスタの方々、女性たちに感謝を込めて。

 

 

願わくば、二度と「エイジ」を名乗る日が来ませんように。

 

 

fin.